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国際刑事裁判所がスーダン大統領に逮捕状を出した理由は!?中国もスーダンから撤退? [ニュース]

国際刑事裁判所がスーダン大統領に逮捕状を出し、
スーダン大統領は南アフリカで出国禁止になっていますね。

スーダン大統領、オマル・アル=バシールさんは
一体何の罪に問われて国際刑事裁判所から逮捕状が出ているのか調べてみました。


◎オマル・アル=バシール
1944.1.1生
アラブ系スーダン人

スーダン共和国の大統領(1989〜)
及び与党党首

16歳でスーダン軍に入隊
22歳、士官学校を卒業し落下傘部隊で士官を務める。

1973年の第四次中東戦争に従軍。
これが、政治家になるきっかけ?

軍人として更にキャリアを重ねた後、1989年軍事クーデターによって政権を握る。

報道を抑圧し、議会を解散する一方
元首・首相・軍司令官・防衛相を兼務。

パレード』の「世界最悪の独裁者ランキング」2005年〜2003年、連続第一位。


軍事力で大統領となり、独裁政権を樹立したんですね。

任期が1989年からなので、もう26年も。

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◎スーダン大統領が国際刑事裁判所から逮捕状を出された理由は?

スーダン西部のダルフール地方の紛争が、スーダン政府軍+民兵による
非アラブ系住民の大規模な虐殺や村落破壊に発展。

スーダン大統領が関与したとして国際刑事裁判所から逮捕状が出ているそうです。

異教徒や非アラブ系のイスラム教徒を弾圧。空爆や奴隷化しているそうです。



スーダンの軍事支援にはスーダンから石油を購入する中国、
他にはロシアが関わっているようです。


スーダン大統領は、この紛争の解決に
国連やその他の機関の介入は不要と発言していますが

西側諸国との関係改善を訴えてもいます。



◎南アフリカで出国禁止
国際刑事裁判所から逮捕状が出ているため
スーダン大統領は、これまで国際刑事裁判所に非加盟の国へ主に外遊していたようです。

しかし、今回スーダン大統領が訪れた南アフリカは、国際刑事裁判所の加盟国です。

南アフリカ政府は、アフリカ連合(AU)首脳会議の参加者は逮捕しないと言っているのですが、

国際刑事裁判所との板ばさみ状態なので一時保留という状態のようです。


これまでに、スーダン大統領はナイジェリアやケニアなど
国際刑事裁判所の加盟国を訪れたこともありますが
逮捕はされなかったことから、今回も逮捕の可能性は低いようです。


今月にも、南スーダンで数十万人に飢餓の恐れがあると報道されたばかりです。

治安の悪化により中国の駐在社員も帰国するというニュースもありました。


現地の悲惨さを思うと胸が痛むばかりです。
必ず解決の方法があるとスーダンの平和を願います。


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