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障害児の親の気持ちに応えられなかった話

個人的な日記。
過去に障害児を対象とした
塾というか、フリースクールというか
そんな所で働いていたことがあります。


そこで、不登校の子や未就学児に
ソーシャルスキルトレーニングや
教科指導を行っていました。

年齢が高い子どもは一人で通ってきたりするのですが
未就学児なんかは当然、父親や母親が送って来ます。

授業中は基本子どもとマンツーマンですが
授業が終わると、
今日はこんなことしましたよーと親と話します。


なんの話題から、そうなったかは覚えていないのですが
多分、授業の話を終えて
帰ろうとした時だったと思います。
ふいに母親が


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「迷惑かけて、すみません」

と言ったのです。

えっ?と思って私は何も
答えられませんでした。

いえいえ

くらいは咄嗟に言ったかもしれません。


というのも、迷惑だなんて
寸分も思ったことはなかったし
むしろこの仕事をさせてもらっているというか。

その時、障害児の親の気持ちを少しだけ
垣間見た気がしました。

すみません、とか申し訳なさとか
普段から心の何処かに
隠し持っているのではないかと。


子どもを育てていれば
うろちょろするし、叫ぶし
迷惑はかかりますけれど

それ以上に、抱えこんでいるのではないかと。


少なくとも障害児に関わる仕事の従事者は
迷惑だなんて思っていないはず。

だからこそ、その仕事に就いているだろうし

あの時
迷惑だなんて思ったことないですよ
とハッキリ言えなかったのが悔やまれます。


でも書いていて、ふと思ったんですけど
こちらが気付いてないだけで
迷惑かけてすみませんと言いたくなる圧力が
私の言い方の中にあったのかもしれませんね。

そうだったら申し訳ないなぁ。


例えばネットなんかで、心無い書き込みや
言葉を見るかもしれませんが

その職場にいた時見たのが
ボーダーライン上の子が蔑称などで
ハッキリ障害のある子を攻撃すること。

ボーダーライン上の子は携帯なんかも使いかこなせますし
意外と障害児を攻撃しているのは
そういった子どもかもしれません。




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